原付の免許は「2日」で取れるしコスパがいい

こんにちは!トキです。

この記事では原付の免許を取った後に車の免許を取った僕が

てっとり早く移動手段がほしいなら原付(原動機付自転車)の免許をとった方がいい

ということについて書きたいと思います。



原付の免許を取ったら世界が変わった

まず僕は中学生の頃からずっと自転車通学でした。高校を卒業してから専門学校に入学してか

らも自転車で通っていたのですが、あるとき友人が原付の免許を取って楽しそうに乗っていて

「とても便利だよ」と教えてくれたので、専門学校2年生のときに僕も原付の免許を取ることを決意しました。

そして試験に合格し、晴れて原付デビューしました。最初に公道に出たときは自分が車と一緒

に走っていることに感動しつつもかなり緊張してすぐに家に戻りました笑

慣れてくると原付が快適でとても便利なことに気づきます。

今まで自転車を頑張ってこいでも、それなりのスピードしか出ませんでしたが、原付はハンド

ルをひねるだけで一瞬で自転車なんて追い越し「これならどこへでもいけそう!」と思えたく

らいです。

行動範囲が広がるという意味でも世界が変わったような気分でした

車の免許と違ってすぐに取れる

僕が原付の免許を取ることをオススメする一番の理由は

「とにかくすぐに免許が取れる」というところです。

原付の免許は技能講習を受けて筆記試験に受かれば取ることができますので、一応二日で取る

ことができます。(実技試験はありません)

もちろん試験の勉強はちゃんとやらないと落ちるので準備は必要です。

僕は初めて原付免許の試験を受けたとき「まるバツの二択問題なら余裕でしょ!」と舐めてい

たのですが、50点満点中45点以上が合格で44点!で一度不合格になってしまったので、念入

りに勉強した方がいいです(意外とひっかけ問題が多い)

それでも車の免許取ることに比べるとかなり楽なのです。

車の場合は座学と技能の授業をみっちり受けて、何度もテストに合格してやっと免許が取れる

ので僕の場合は2ヶ月半ほどかかりましたが、テストになかなか受からない人はもっと時間がかかるかもしれません。

コスパがいい

かかるお金は

・講習手数料 約4500円 →自動車学校で実際に原付を操作してエンジンの掛け方や乗り方を学ぶ

・学科受験料 約1500円 →学科試験を受けるための料金、もし試験に不合格になると再度このお金を支払わなくてはいけないので注意!

・免許証交付料 約2000円 →免許を交付してもらうための手数料

(実際は講習を受ける自動車学校や学科試験を受ける試験場によって料金は異なるので注意してください)

このように1万円もかからずに車と同じ公道を走ることができる免許を取得できるのはかなり

コスパがいいと思います。

ガソリン代もそんなにかかりません。僕はあまり遠出するタイプではなかったので、月のガソ

リン代は500円掛かるか掛からないぐらいです。

ちなみに普通自動車の免許を取るとなると約30万円ほどかかるので

「お小遣いから気軽に出す」

というには厳しい金額になってしまいます。

一万円以内ならすぐに出せるという人も多いと思うのでオススメです。

気軽に乗れる

原付は一人乗りなので友達とどこか遠くへ出かけたりするのには向きませんが、とにかく気軽

に乗れるのが強みです。

ほとんど自転車感覚なのでちょっとコンビニに行くくらいなら車を出すよりもお手軽に移動で

きるところがいいです。

さらに駐車は自転車と同じ駐輪場にできるので、駐車場を探す必要もないし駐車場代も浮くの

でありがたいです。

車に乗り出してからこれらのありがたさに気づいたのですが、一人でちょっと出かけたとき駐

車場を探し回って、そこそこ高い駐車料金を払って車を止めるとちょっと損をした気分になります。

こういったときは原付はやはり便利ですね

原付の免許を持っていると車の免許を取るときに一部講習が免除される

自動車の免許を取ると原付も運転できるようになるのですが、そのために車の技能講習を受け

る中で1コマ原付の講習を受けなければなりません。これは原付の免許を取るときの講習と同じものです。

ですのでこのときすでに原付の免許を持っている人はこの講習が免除されますし、その分だけ

お金も少しだけ安くなります。

なので

原付の免許→自動車の免許

という順番で免許をとっても何も損をすることはない

ということです。

デメリット

もちろん簡単に取れるがゆえのデメリットもあります。

たった50問のテストに合格しただけで公道を走るのは危険

これは車の免許を取った後にわかったことなのですが、原付の免許しか持っていない人は道路

交通法標識についてあまり知りません。

たった50問のテストでそれらのルールを網羅することはもちろんできませんし、その状態で

車と一緒に公道を走るのは実は結構危ないです。

僕は原付の免許だけ持っていた時は道路のルールを全て分かったような気でいましたが、車の

免許をを取る時、本格的に自動車学校で道路交通法や標識を勉強して「今まで何も知らずに公

道で原付を運転していたんだな」と実感しました。

もしかするとルールを知らず他の車に迷惑をかけてしまったこともあるかもしれません。

それくらい原付を運転する時は安全に気をつけてほしいし、わからないことがあったら周りの

人に聞きましょう。

原付は他の車や自動二輪車に軽視されがち

原付は他の自動二輪車に比べて車体が小さく安定感がないです。

風に煽られやすいし、事故を起こすと大怪我しやすいです。

さらには自動車からすると原付は軽視されやすく、大抵の車は後ろから猛スピードで追い抜い

ていきます。

特に大型のトラックが自分の横を通りすぎていく瞬間は結構怖いと思いました。

十分に注意してください。

自動車に比べると職務質問されやすい

地味に面倒くさいのが深夜になると自転車に乗っている時と同じくらいの頻度で職務質問を受けることです。

原付の免許は16歳から取ることができるので、警察も未成年の可能性が高いと考えてとりあえ

ず声をかけておこうという取り組みなのでしょう。これは仕方がないのかもしれません。

深夜に運転するときは気をつけましょう。

まとめ

デメリットもいくつか書きましたが、やはり原付は便利なので僕は免許を取って良かったと

思います。

大事なのは乗る人の意識です。危険な運転をすれば原付にかかわらずどんな車でも危ないです。

とにかく安全に気をつけさえすれば自分の行動範囲が広がって世界が変わるので、免許を何も

持っていない人にはとりあえず原付の免許を取ることをオススメします。

原付は楽しいですよ!




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