音楽の専門学校にはいかないほうがいい

専門学校に行ってもプロになれるわけではない

これは、音楽専門学校へ進学を考えている高校生のほとんどが、勘違いしていることだと思いますが、卒業すれば音楽のプロになれて、自動的に音楽業界へ入れてもらえると思ってしまいます。

厳しいことにそれは違います。

実際は、学校に音楽業界の人が学校にきて自作の音源を聴いてもらう機会があるのですが、クオリティの高い音源を持って行ってどんどん自分を売り込んでいかなくてはいけません。その中で技術とセンスを認められた人だけが、音楽会社と契約することができます。

なので、卒業できればOKというわけではありません。これは覚えておいて欲しいです。

専門学校に行くメリットも確かにある

ここまで、デメリットをたくさん書いてきましたが、もちろんメリットもあります。

学校にはプロがいる

専門学校で音楽の理論や、DTMのテクニック、楽器の演奏を教えている先生たちは、基本的に音楽業界のプロです。授業のない日はみんな作曲家やスタジオミュージシャンなど、自分自身の活動をやって生計を立てています。

つまり、確かな知識と技術を持った現役のプロから教わることができます。

最初に知識はネットで調べればいいと言いましたが、自分がわからないことをすぐ質問して解決できるので、調べる手間が省けます。まぁこれは当然かもしれませんが…

学校の機材を使い放題

これも高いお金を払っているから当然ですが、歌や楽器をレコーディングするためのスタジオやマイクなどの機材を割と好きに使えました。外部だと毎回スタジオ代を払わないといけませんからね。



音楽の話が通じる仲間ができる

これは僕が専門学校に行って一番良かったと思ったことです。

例えば、一般的な人の前で話すのが恥ずかしいような萌え系アニソンや、マイナーな音楽の話をしても生徒や先生みんなが受け入れてくれます。

音楽の専門学校に来るような人は、変人が多いので、根暗な僕でも大丈夫でした。

嫌いな人はいませんでしたし、いじめも僕の知る限りでは全くなかったし、みんな仲がよかっったと思います。

僕は中退してしまったけど、その時の同級生とはいまだに関わりがあります。

まとめ

・プロから教わることができるが、時間をかければ独学でも同程度の知識は身に付く

・専門学校を卒業してもプロになれるかは自分次第

・高いお金を払っていいるぶんメリットはあるが、それをさし引いても学費が高すぎる

いかがでしたでしょうか。今はネットで有益な情報が無料で手に入るし、SNSで簡単に人と繋がれる時代なので、そこまでお金をかけて学校に行く必要はないと思いました。お金の心配が全くないという人なら問題ないかもしれません。

以上が音楽専門学校に実際に行った僕の考えです。それではまた( ´∀`)



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